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こんにちは。今日から始まりましたリフォームブログ!
これから色々更新していきますのでどうぞよろしくお願いします。
さて、記念すべき第一回目は実際にあった内部の劣化のお話し。
いきなりインパクトのある写真を掲載しましたが、これは腐食してしまった土台です。
浴室の解体をして見つかったところなのですが、結構な損傷具合…。
なぜこんなことになってしまったかというと、屋根からの雨漏りが壁の中を伝わって土台に浸透。
そのまま気づかず年月を重ね、遂にはボロボロになってしまったわけです。
雨漏りは何も見えるところにのみ発生するわけではありません。
まるで体の内側で病気が進行しているかのようにじわじわと建物を蝕んでいることもあります。
すぐに家が壊れてしまうわけではありませんが、放っておいて良いものではありません。
そもそも建物というのは柱や梁、土台、筋違など全体のバランスをとることで強度を出しています。
どこか一つでも崩れれば、本来の強度を損なう恐れがあります。
人もちょっとした風邪をひくだけで体全体の調子が悪くなりますよね。
それと同じです。
今でこそ新築の建物は構造計算を実施する会社が増えていますが(当社でも行っています!)、住宅については基本的に義務ではありません。
かつては大工さんの経験則で構造体を作っていることもありましたので、今ほどの強度をもつ住宅は多くはないでしょう。
手遅れになる前に、自分の家の状況はなるべく正確に把握しておきたいものですね。
今回はそんな実例をご紹介いたしました。
それではまた次回!
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富樫洸太
十勝での家づくりに携わるのがずっと夢でした。皆さまに快適な空間をご提案出来るよう頑張ります。
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